胸きゅん満載

あのね 子どものつぶやき (朝日文庫) あのね/子どものつぶやき


これはかつて朝日新聞の「あのね」に寄せられた投書の抜粋です。


疲れた心からストレスが抜けていきます。

発想の斬新さでは、お笑い芸人も子どもには勝てないかもしれません。

お気に入りをいくつか…


父が仕事で帰りが遅い日。
「なんで さみしいのなかなか終わらへんの」 当時2歳(本名省略)

きゃ〜こりゃきゅんきゅんだ〜


コーデュロイのズボンのでこぼこをなでながら、
「いい段ボールで できてるね」

ちょっと風格すら感じます


他にも書きたいとこですが、続きは本で確認してください

るきさん、素敵な女性

るきさん (ちくま文庫) るきさん/高野文子


友人に借りました。


漫画です。


すごくマイペースで、どこか抜けているけど、しっかりしているところもある。

くすっと笑えるんだけど素敵な女性だと思うのは、

きっと親友のえっちゃんの存在が大きいのかな。


近くに住んでいて楽しそう。

でも、同居はしない。

ベタベタしてないけど突き放してもいない。

風邪をひけば料理を作ってあげたり、

一緒にセールに行ったりもする。

愚痴もきっとあるだろうけど、お互い人の悪口は言わない。


等身大の自立して明るくかっこいい30代(だよね?)をみせてもらいました。

利き手の謎 2

2冊目にしてがっくり。

どうやら利き手の謎は科学的な結論に至っていない様です。

といっても私が今回読んだ


「左利き」は天才?―利き手をめぐる脳と進化の謎 左利きは天才?/デイヴィッド・ウォルマン


は2006年出版なので、5年経って何か動きがあったかもしれません。

書籍にはなっていないようなので可能性は薄いとは思います。

左利きに関する書籍では、この本は売れているようですし。


著者が左利きだということが発端となっているということや、

研究者ではないということが、この本の面白さではないかと思います。


利き手は何の影響で決まるのか、そもそも利き手の判断基準とは?といった疑問から、

左利きばかりの一族について調べたり、

手相や筆跡との関連など、色んな角度から検証を試みます。


読んで損だったな…と途中で思っていたんですが、

興味深かったのは『右腕に左手を移植された男』


(ここからちょっと手術の話になるので苦手な人は飛ばして下さい)


事故で左腕の付け根からちぎれ、

残っている右腕は手首から先が使えないという状況での手術にて

左肩は開口部を閉じ、左腕の手首から先を切り離し右腕の手首に移植!!!

彼は元は右利きだったそうですが、今現在の利き手も右だと考えているそうです。


結局は利き手に関する結論めいたことは皆無のこの本ですが、

最後まで読んでよかったです。


しかしながら、表紙には少し文句があります。

ダヴィンチの顔が載っているのは、彼が左利きだからでしょうか?

彼の名前は本の中に出てこなかったように思うんですが。

思わせぶりです。


とりあえず、私は右利きなので利き手の謎についてはひとまず終了します。

利き手の謎 1

何の雑誌で読んだか覚えてないんですが、

女優の木村多江さんは両手利きだそうです。


厳密にはいつもというわけではなく、

ある動作をするのに、右手でできる時、できない時とがあるそうです(左手も同様)

そんな自分を不思議に思っていたそうですが、

その時考えていることによって脳の働きが違うからだ!

という考えに至ったそうです。


この記事を読んで“利き手”に興味を持ちました。


まずは左利きの人の気持ちを知ろう!ということで


左利きの人々 (中経の文庫)  左利きの人々/渡瀬けん


左利きあるあるがいっぱい載っています。


右利きの私には気がつかなかった事がいっぱい!

形が左右対称ならいいと思っていた日用品。やかん、傘、ボーリングの玉。

スポーツの教則本なんかは盲点でした。

ほとんど右利き用に書かれているので

いちいち左右を置き換えて考える必要があるとのこと。


利き手について好奇心があるので、何冊か読んでみたいと思います。

遺伝なのかどうか?芸術性に優れているのか?などなど。


できれば医学よりじゃないのがいいなぁ。