LOVE書店
というフリーペーパーをご存じでしょうか?
本屋大賞を実施している団体が年3回発行しています。
書店ならフリーマガジンコーナーにあります。
「離島の本屋」「フェチ書店〜ラーメンズ片桐仁と行く、書店員フェチ探訪」
などの唯一無二の連載はもちろんですが、
何といっても、その年の本屋大賞受賞作家と書店員が時間を共有し、
何かを作ったり体験したりする目玉企画は必見です!
最新の14号では
吉川栄治文学新人賞、本屋大賞受賞作
「冲方丁とホットケーキを焼こう!」
いやん♡ 冲方丁っていい男!
あんな壮大なスケールの本を書く人だから、てっきりおじさまかと…。
しかもエプロン姿がいいっすね。
甘党なのか。
きっと来年のバレンタインは、
出版社あてに段ボール箱いっぱいのチョコレートが送られることでしょう。
そういえば、浅田次郎はチョコレート好きらしい。
なんて本も。
漢字を思う
何がきっかけか、
ギャル文字というものを知りたくて
を図書館で借りました。
文字と文字を組み合わせてつくるんですが、
一昔前若い子からメールをもらって読めなかった記憶があります。
例えば“借”は イ昔
という風に文字を分解して考えたりするのが基本です。
そういう目線で漢字を見ると偏はともかく旁の読み方がわからないことに気が付きます。
彦頁(かお) わからないので「ページ」と打ちました。
文にしてみます。
革化が谷欠しい (靴が欲しい)
日月日、イ士事?(明日、仕事?)
言売書が女子き (読書が好き)
おかげで、漢字を見るのが楽しくなってしまい
目を凝らして歩いていたら目が疲れてしまいました。
走召目民い。
ゲッツ!
読みたい本が決まってて、休憩時間に読みたいなんて時
せっかく本屋に行ったのに目当ての本がないとすんごくがっかりします。
まぁ、中型書店では新刊じゃなかったらしょうがないけれど。
ずっと読みたかった
COJI-COJI/さくらももこ
をようやくゲット!!
仕事の休憩中によく行く本屋に全4巻のところ、4巻しか在庫がなくて
注文するまで待てない!という理由で我慢して、他の書店で買おうかなと思っていたら
奇跡的に1巻が入荷していました。
(2巻も入りますようにとコミック担当に念を送ります)↗↗↗↗↗
さくらももこは天才だと思います。
第3話「学級劇 ちびまる子ちゃん」の巻はすごい。
メルヘンの国は何でもありだからって反則技だ。
コジコジがちびまる子ちゃんの“山田”の役をするとこ、ぜひ多くの人に見てほしい。
明日、2巻が棚に差さってたらうれしいな。
注文せずに手に入れる。
それが私のこだわりの読書スタイル(うそ)
THE JINGI
うちは母も本好きです。
母好みの本は貸します。
4冊味わう様に読んでいた私を追い抜いて先に読まれました。
最近のヒットはこれ。
プリズンホテル/浅田次郎
まともな人なんて1人も出てこない。
というより、この世の中“まとも”“普通”の人なんてどこにもいないのでは?
設定はかなりぶっ飛んでいるけれど、
登場人物はそれぞれ自分の人生を生きているので
誰かしらに感情移入して読むことができると思います。
しかしながら
社会的な地位がありながら、1人では何もできない愛に飢えた小説家。
日常的に暴力を振るわれながらも、愛を惜しまない女。
全てはお客様のために体が動くホテルマン。
弾よけになれと言われれば、従う男たち…。
私から見ればみんな狂人にも見えますが、
自分の“仁義”を持って、自分の人生を生きています。
仁義って日本にしかないのでしょうか?
【仁と義】humanity and justice
2語になってしまうとちょっと違う気がする。
“THE JINGI”でどうでしょう。